バンコク、タイの魅力的な都市は、豊かな文化と美しい寺院が溢れる場所として知られています。その中でも特に歴史的・宗教的重要性が高く、訪れる価値があるのが「バンコク3大寺院」です。ワット・プラケオ(エメラルド寺院)、ワット・ポー(涅槃仏寺院)、そしてワット・アルン(暁の寺)にスポットを当てて紹介していきます。これらの寺院は、タイの歴史や信仰を垣間見ることができるだけでなく、その美しい建築と文化的な意味が訪れる方々に深い感動を与えることでしょう。さあ、心と魂が安らぐ癒しの旅に出かけましょう。
ワット・プラケオ(エメラルド寺院)
正式な名前は「ワット・プラ・シーウォーラマハーワーラワナラーム」で、エメラルド仏として知られる非常に美しい仏像を収めています。この仏像は、タイの仏教徒にとって非常に聖なる存在であり、そのために特別な儀式が行われることもあります。ワット・プラケオは、豪華な装飾や美しい建築様式で有名であり、タイの宗教的・文化的な遺産を象徴する場所として親しまれています。
- 場所、アクセス
ワット・プラケオは、バンコクのグランドパレス(大王宮)の敷地内に位置しています。グランドパレス自体が観光名所であり、タクシーやトゥクトゥク(三輪タクシー)であれば、多くのドライバーが目的地として知っているでしょう。バンコクの中心部からの距離が近いため、観光地にはアクセスが容易です。
ワット・ポー(涅槃仏寺院)
ワット・ポーは、ワット・プラケオに次いでバンコクで最も重要な寺院の一つです。正式な名前は「ワット・ポー・チェテュワーンアーラームヴィヒャーサティヤー・ラーマタンナーヌパーラマハーディラッジャーラーム」といいます。この寺院は、巨大な涅槃仏(寂滅仏)として知られる巨大な仏像で有名です。仏像は長さ46メートルにも及び、見応えのある美しさを持っています。ワット・ポーは、伝統的なタイ・マッサージの学校としても知られ、多くの人々が訪れて癒しを求める場所となっています。
- 場所、アクセス
ワット・ポーは、ワット・プラケオからも近く、チャオプラヤ川の対岸に位置しています。ワット・ポーへのアクセスは、タクシーやトゥクトゥクを利用することが一般的です。また、バンコクの公共交通機関であるBTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)を利用し、サフアンタクシン駅(Saphan Taksin)やタクシン駅(Taksin)まで行き、そこからチャオプラヤ川のフェリーに乗り換えてもアクセス可能です。
ワット・アルン(暁の寺)
ワット・アルンは、チャオプラヤ川(メコン川)の西岸にある美しい寺院です。正式な名前は「ワット・アルン・ラーチャヴォーラマハーウィハーン」で、暁の寺として知られています。ワット・アルンは特徴的なプラ・プラーン(仏塔)があり、青と白の陶磁器で装飾されていることが特徴です。夕暮れ時には美しい夜景を楽しむことができ、ロマンチックな雰囲気が漂います。
- 場所、アクセス
ワット・アルンは、ワット・プラケオとワット・ポーからチャオプラヤ川を渡った対岸にあります。バンコクの中心部からは、チャオプラヤ川の渡し船である「ター・チンター(Tha Tien)」まで行き、そこから徒歩でアクセスすることができます。また、バンコクの公共交通機関を利用してサンアム駅(Sanam Chai)やタクシン駅(Taksin)まで行き、そこからフェリーに乗り換えても訪れることができます。