タイ政府観光局

サムイ島(スラーターニー)

全島がココナッツの木で覆われていることから、別名「ココナッツ・アイランド」とも呼ばれるサムイ島。タイで三番目に大きな島ながら、環境に配慮した開発が条例によって定められているため、その大自然と調和した、大人の洗練されたリゾートステイを心ゆくまで堪能できます。オン・ザ・ビーチのリゾートに滞在して、沖合の熱帯雨林に覆われたパガン島(通称パンガン島)や、海水の浸食によってできた独特の景観が見どころのアーントーン諸島などへのアイランド・ホッピング、あるいはダイビングやシュノーケリングなど定番のマリン・スポーツからゴルフやジャングルでのアクティビティ、さらに古くから島民の信仰を集める寺院や彼らの暮らしに触れる観光スポットまで、楽しみはさまざまです。

個性的なビーチの数々[サムイ島のビーチ]

サムイ島東岸はさらさらとしたパウダーサンドのビーチが連なるエリア。島内で最も賑やかなビーチであるチャウエンやラマイでは活気あふれる南国リゾートの雰囲気を、少し北にあがった閑静なチューンモン・ビーチでは美しい景観をのぞむことができます。一方、ボプット・ビーチやメナム・ビーチなどが点在する北岸は静かで波も穏やか。手つかずの自然がそのまま残された未開発のビーチが広がる西岸からは、とても美しい夕陽を眺めることができます。

リゾートとスパでリラックス[サムイ島の宿泊施設とスパ]

国際的なスタンダードを備える高級ホテルから、ロマンティックな隠れ家ブティックリゾートに至るまで、様々なスタイルの宿泊施設が揃うサムイ島。そのほとんどがオン・ザ・ビーチで、海をのぞむ抜群のロケーションにあります。もちろん、条例でココナッツの木より高い建物が建てられないため、自然と調和した景観は保たれたまま。また、各ホテル内をはじめ、島内にはスパ施設も充実しており、優雅なリゾートライフをゆったりと過ごすことができます。

アイランド・ホッピングで自然を満喫[サムイ島周辺の島々]

サムイ島の沖合には手つかずの自然が残る個性的な島々が点在しています。北へ約20キロメートルのパガン島(通称パンガン島)は、周辺でサムイ島に次ぐ大きさの島。入り組んだ入り江に大小のビーチが数多くあり、波が穏やかでシュノーケリングやシーカヤックに最適です。また島内で最も美しいといわれるリンビーチで満月の夜に行われるフルムーンパーティも有名。島の中央部は深い森に覆われた山地となり、その一角にはラーマ5世や現国王が愛したという美しい滝・ターンサデットがあるなど、ハイキングにもおすすめです。一方、サムイ島の西へ約20キロメートル、43の島々から形成されるアーントーン諸島では、海水の浸食によってできた独特な景観が広がっています。国立公園事務所が置かれるウアタラップ島やサームサオ島では、真っ白な砂浜と長さ1キロメートルにわたる珊瑚礁がつづき、シュノーケリングを楽しむスポットとして知られています。