タイ政府観光局

タイ旅行 移動ガイド!

BTS・MRT・トゥクトゥク・Bolt


タイを旅するにあたって、効率的で便利な移動手段を知っておくことはとても重要です。タイには多様な交通手段があり、それぞれに特徴や利点があります。本記事では、バスやタクシー、バイクタクシー、BTSやMRTといった電車、さらにタクシーやトゥクトゥク、配車アプリのBoltなど、旅行者が押さえておきたい主要な移動方法を説明します。タイの旅を快適かつスムーズにするために、ぜひ参考にしてください。

タイ旅行をより快適に!どんな交通手段があるか?

1. BTS(スカイトレイン)・MRT(地下鉄)

バンコク中心部を効率よく移動するなら、BTSやMRTが便利です。

  • BTS(スカイトレイン):バンコク中心部を高架鉄道でカバー。主要観光地や商業エリアを結んでいます。
  • MRT(地下鉄):バンコクの中心部や郊外までつながっており、駅周辺にショッピングモールや人気スポットが多いのも特徴です。
    どちらも運行間隔が短く、混雑する時間帯を避ければ快適に移動できます。

2. タクシー

主要都市や観光地で多く走っています。通常はメーター制ですが、深夜や渋滞時、あるいはタクシーの種類によっては追加料金がかかる場合も。乗車前にメーターの使用を確認すると安心です。観光地ではメーターを使わず料金交渉を求められるケースもあるため、相場を事前にリサーチしておくとよいでしょう。


3. トゥクトゥク

三輪のモーター車両で、観光地や繁華街でよく見かけます。開放的な車体で風を感じながら移動でき、タイらしさを満喫できるのが魅力。料金は基本的に交渉制なので、乗車前に相場を把握しておきましょう。夜間や観光スポットでは割高になることもあります。


4. Bolt やGrab(配車アプリ)

近年、タイで急速に普及している配車アプリの一つがBoltGrabです。

  • 予約のしやすさ:スマホアプリで位置情報を送るだけで、近くにいるドライバーが手配されます。
  • 料金:事前に概算の料金が表示されるため、安心して利用できます。プロモーションなどがある場合は通常より割安になることも。
  • メリット:英語表示に対応しており、地図を見ながら移動できるため、言葉の壁を感じにくい点が魅力です。

Grabなど他の配車アプリとあわせて比較すると、より安く移動できる可能性があります。


5. バス

タイで最も一般的な公共交通手段です。都市間や市内を走る路線が充実しており、料金は比較的安価。バンコク市内にはエアコン付きとエアコンなしのバスがあり、ルートや時間帯によって運賃が変わる場合もあります。乗車時に現金で支払うことが多いので、小額のバーツを用意しておきましょう。


6. バイクタクシー

バイクの後ろに乗って移動する、タイならではの交通手段。渋滞時でも比較的スムーズに移動できる反面、安全面には注意が必要です。乗車前に行き先と料金をしっかり確認し、ヘルメットを必ず着用してください。短距離移動に適しており、ローカルな雰囲気を味わいたい方にもおすすめです。


7. 水上交通(タクシーボート・ロングテールボート)

「水の都」として知られるバンコクでは、川や運河でボートを利用した移動も可能です。チャオプラヤー川沿いにはタクシーボートやロングテールボートが運航しており、水上からの景色を楽しみながら移動できます。主要な船着き場には路線図や料金表があるので、事前にチェックしましょう。


8. 国内線のフライト

移動距離が長い場合には、国内線フライトも選択肢の一つ。バンコクをはじめ、プーケットやチェンマイなど主要都市間を結ぶ便が多く、LCC(格安航空会社)も充実しています。短時間で移動できるため、旅程を有効に活用できるメリットがあります。また、タイには国内線や国際線の空港も多くあり、航空機を利用することも便利です。移動手段の選択は目的地や予算、利便性によって異なりますので、自身のニーズに合わせて最適な手段を選ぶことが重要です。


9. ソンテウ

ソンテウはピックアップトラックを改造した乗り合い型の交通手段で、パタヤをはじめとする地方都市やリゾート地などでよく見かけます。荷台部分にベンチシートが設置されており、複数人が相乗りするスタイルです。主に一定のルートを巡回しており、乗り降りの際は声をかけて停車してもらいます。料金は都市や走行距離によって変わりますが、比較的安価(パタヤだと基本10バーツ、2つのルートで20バーツ)で便利な移動手段と言えるでしょう。(※ただし、ごくたまに100バーツ単位で請求してくる悪質なドライバーがいる場合があるので注意してください。)

まとめ


タイには、多種多様な移動手段がそろっています。移動先や距離、予算、旅行スタイルにあわせて使い分ければ、より快適な旅が実現できます。BTS・MRTで渋滞を避けながら素早く移動したり、トゥクトゥクやバイクタクシーでタイらしさを満喫したり、配車アプリのBoltで手軽にタクシーを呼んだりと、状況に応じて選択の幅は広がります。ぜひ本記事を参考に、タイ旅行を思い切り楽しんでください。