タイ政府観光局

【2026年最新版】デュシタニ バンコク再開業の全貌

デュシタニ バンコク

バンコクへの旅行を計画しているあなたへ

デュシタニ バンコク ホテルをご存知でしょうか?都市の喧騒の中でも最高級の快適さとタイならではの温かいおもてなしを求める方、そして「本物」を知るビジネスエグゼクティブや、大切な記念日を祝うカップルにとって、バンコクのホテル選びは旅の質を左右する重要な決断です。

数あるバンコクの高級ホテルの中でも、半世紀にわたり「タイの象徴」として君臨し、2019年に惜しまれつつ閉館した伝説のホテル「デュシタニ バンコク(Dusit Thani Bangkok)」。その名を聞いて、かつての輝かしい時代を懐かしむベテラン旅行者も多いことでしょう。

朗報です。5年以上の歳月を経た壮大な再開発プロジェクトを経て、デュシタニ バンコクは2024年9月27日、ついにその新たな歴史の幕を開けました。

これは単なるリニューアルではありません。古き良き伝統への深い敬意と、未来都市バンコクを牽引する大胆なビジョンが融合した、全く新しいデスティネーションの誕生です。

この記事では、世界中が待ち望んだ新生「デュシタニ バンコク(Dusit Thani Bangkok)」の全貌を、どこよりも詳しく、深く掘り下げて解説します。

この記事を読めば、新しいデュシタニ バンコクが、あなたの次のバンコク滞在をいかに特別なものにしてくれるか、そのすべてがわかります。

デュシタニ バンコク 2024年リニューアル 歴史と新プロジェクト「デュシット・セントラル・パーク」

バンコクの歴史と共に歩んだ「天国の街」デュシタニ バンコク ホテル

新生デュシタニ バンコクを語る上で、その輝かしい歴史を欠かすことはできません。1970年、デュシタニ バンコクは、当時バンコクで最も高い建物として、シーロム通りとラマ4世通りの交差点という一等地に開業しました。その名はサンスクリット語で「天国の街」を意味します。

当時のタイは急速な近代化の最中にあり、デュシタニ バンコク ホテルの開業は、タイが世界レベルの観光・ビジネスの舞台へと躍り出ることを高らかに宣言する出来事でした。タイの伝統建築様式である優美な尖塔(スパイア)を頂き、西洋のモダニズム建築と融合させたその姿は、まさにバンコクの新たなランドマークとなりました。

しかし、デュシタニの真価はそのハードウェアだけではありませんでした。世界各国の王族、政府要人、ハリウッドスター、ビジネスリーダーたちが定宿として選び続けた理由は、その比類なき「タイ・ホスピタリティ」にあります。スタッフ一人ひとりがゲストの名前を記憶し、細やかな心遣いで迎える温かいサービスは、「微笑みの国・タイ」のおもてなしを世界基準へと高めたと評価されています。

2019年の閉館と、未来への壮大な序章

約半世紀にわたり、バンコクの「顔」として愛され続けたデュシタニ バンコクですが、周辺の都市開発競争の激化と建物の老朽化に伴い、2019年1月、多くのファンに惜しまれながらその歴史に一度幕を下ろしました。

しかし、それは終わりではなく、壮大な未来への序章でした。閉館後、旧ホテルの跡地を含む広大な敷地で始まったのが、総事業費460億バーツ(約1,840億円※)という、タイの不動産開発史上でも最大級のプロジェクト「デュシット・セントラル・パーク(Dusit Central Park)」です。

※為替レートにより変動

このプロジェクトは、単にホテルを建て替えるだけではありません。「Here for Bangkok(バンコクのために)」というコンセプトのもと、都市生活に必要な4つの要素をシームレスに統合した、未来型の複合都市を創り出すことを目的としています。

  1. デュシタニ バンコク(ホテル): プロジェクトの中核をなす、新しいフラッグシップホテル。
  2. デュシット レジデンス & デュシット パークサイド(住居): 最高級の分譲レジデンス。ホテルのサービスを受けられる「デュシット レジデンス」と、より現代的なライフスタイルに対応する「デュシット パークサイド」の2棟で構成されます。
  3. セントラル・パーク・オフィス(オフィス): 最新鋭の設備を備えたグレードAのオフィスビル。バンコクの新たなビジネスハブを目指します。
  4. セントラル・パーク(商業施設): 世界のハイブランド、最先端のレストラン、ライフスタイルショップが集結する大規模なショッピングモール。

都市の新たな肺「ルーフ・パーク」

そして、この「デュシット・セントラル・パーク」の設計思想を最も象徴しているのが、プロジェクト全体を繋ぐように配置された広大な緑地空間「ルーフ・パーク」です。

商業施設の屋上を中心に広がるその面積は、実に約11,200㎡(7ライ)。これは東京ドームのグラウンド面積(約13,000㎡)に迫る広さであり、バンコクの都心部にこれほどの大規模な緑地が新たに生まれるのは画期的なことです。

このルーフ・パークは、眼下に広がるバンコクの「緑の肺」ルンピニ公園と視覚的・動線的に連結するように設計されています。高層ビル群の合間にありながら、人々が自然を感じ、憩い、交流できる「天空のオアシス」として機能します。

新生デュシタニ バンコクの宿泊者は、このルーフ・パークへ自由にアクセスでき、朝の散歩やヨガ、あるいはショッピングの合間の休憩場所として、かつてない都市体験を享受できるのです。

施設プレビュー:新生「Dusit Thani Bangkok」の魅力

2024年9月に開業した新生デュシタニ バンコクは、39階建て、高さ159メートルの壮麗なビルとして生まれ変わりました。その内部は、伝統への敬意と現代のラグジュアリーが、美しく融合した空間となっています。

デュシタニ バンコクデザインと建築コンセプト

新しいホテルの設計において最も重視されたのは、「過去の記憶をいかに未来へ繋ぐか」という点でした。

黄金の尖塔、再び

旧デュシタニの最も象徴的な存在であった、屋上に輝く黄金の尖塔。それは解体時に決して破壊されることなく、丁寧に修復され、大切に保管されていました。そして今、新ホテルの屋上に、再びその荘厳な姿を現しています。しかも、新しい尖塔は旧尖塔を内部に抱き込む形で、約3倍の大きさに拡張されました。これは、過去の輝かしい歴史を礎とし、未来へとさらに大きく飛躍するという、デュシタニ バンコクの強い意志の表明に他なりません。

アンドレ・フー氏による洗練されたインテリア

インテリアデザインは、香港の「ジ・アッパーハウス」や「セントレジス香港」、東京の「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」の改装などを手掛け、世界的に高い評価を得る建築家、アンドレ・フー(André Fu)氏が担当しました。

彼のデザイン哲学である「静謐なラグジュアリー(Relaxed Luxury)」が、ここデュシタニバンコクでも見事に表現されています。ロビーに足を踏み入れると、まず目に入るのは、旧ホテルから移設された重厚なチーク材の柱や、美しく修復された天井の彫刻。これら歴史的なエレメントが、アンドレ・フー氏の選んだ柔らかなアースカラーのカラースキーム、上質な天然素材(大理石、シルク、ブロンズ)、そして計算され尽くした照明デザインと完璧に調和しています。

懐かしさと新しさ、タイの伝統美と現代の洗練が共存する空間は、ゲストを一瞬で非日常の世界へと誘います。

ゲストルームと眺望:全室が贅沢な「ルンピニ公園ビュー」

新しいデュシタニ バンコクの客室戦略は、極めて大胆かつ贅沢です。

「量」より「質」への転換

旧ホテルの客室数が517室だったのに対し、新ホテルは257室へとあえて絞り込みました。これは、画一的な快適さを提供する「量」の時代から、ゲスト一人ひとりに最適化された特別な体験を提供する「質」の時代へと、ホテルのあり方がシフトしたことを明確に示しています。

全室が約束された絶景「ルンピニ公園ビュー」

客室数を絞り込んだことで、すべての客室がバンコクのオアシス「ルンピニ公園」に面するという、究極の贅沢が実現しました。シーロム・サトーン地区の近未来的な摩天楼と、眼下に広がる広大な公園の緑が織りなすコントラストは、まさにバンコクでしか見られない圧巻の眺望です。

  • ゆとりある客室タイプ
  • デラックスルーム(50㎡): スタンダードタイプながら50㎡という広さを誇り、バンコクの高級ホテル平均(35〜45㎡)を上回ります。タイシルクや工芸品からインスピレーションを得たアースカラーの室内で、窓辺の大きなデイベッド「ピクチャー・ウィンドウ」からバンコクの景色を楽しめます。
  • エグゼクティブルーム(50㎡): デラックスルームと同じ広さに加え、専用「デュシットクラブ ラウンジ」へアクセス可能。朝食、軽食、アフタヌーンティー、イブニングカクテルなどが提供され、よりパーソナルなサービスを求める方に最適です。
  • デュプレックススイート(115㎡): メゾネットタイプの最高級スイート。1階はリビング&ダイニング、2階はプライベートベッドルーム。長期滞在や家族利用、特別な記念日に最適な空間です。

充実の客室設備

全室に、大型フラットスクリーンテレビ、高速無料Wi-Fi、ネスプレッソマシン、充実したミニバーを完備。バスルームには、全室独立したバスタブとレインシャワーが設けられ、上質なバスアメニティと共に、一日の疲れを癒す完璧な空間を提供します。

ウェルネスとファシリティ

デュシタニ バンコクの魅力は、客室だけにとどまりません。

デバラナ・ウェルネス (Devarana Wellness)

デュシットブランドが誇るシグネチャー・ウェルネス「デバラナ(サンスクリット語で「天国の庭」の意)」も、新たなコンセプトで生まれ変わりました。ここは単なるスパ施設ではありません。古代タイの健康療法と最新のウェルネス科学を融合させ、ゲスト一人ひとりの心身の状態に合わせたホリスティックな(総合的な)癒やしを提供する「アーバン・ウェルネス・サンクチュアリ」です。

熟練セラピストによる伝統的なタイマッサージはもちろん、瞑想、ヨガ、デトックスプログラム、フィットネス指導まで、心と体のバランスを内側から整えるための多彩なメニューが用意されています。

屋外スイミングプール&フィットネスセンター

ルンピニ公園の緑を見下ろす絶好のロケーションに、屋外スイミングプールが設置されています。都会の真ん中とは思えないほどの開放感と静けさの中で、リフレッシュできます。

また、最新鋭のマシン(テクノジム社製など)を備えたフィットネスセンターは、24時間利用可能(予定)。旅先でも日課のワークアウトを欠かさない、アクティブなゲストのニーズに応えます。

家族連れにも優しい「キッズクラブ」

家族旅行にも配慮し、専門スタッフが常駐する「キッズクラブ」も完備。子どもたちが安全に楽しく遊べる遊具や、年齢に応じた様々なアクティビティが用意されています。また、11歳以下のお子様2名まで、保護者と同室で既存のベッドを使用して滞在される場合は宿泊料金が無料となるプランもあり、家族全員が快適に過ごせる滞在を実現します。

ナパライ・グランドボールルーム

旧ホテルから受け継がれた壮麗なボールルーム(大宴会場)も、最新の設備を備えて進化しました。特に「ナパライ・グランドボールルーム」は、高さ8メートルの天井と、ルンピニ公園を一望できる幅55メートルのパノラマウィンドウが圧巻のスケールを誇り、国際会議や盛大なウェディングなど、MICE需要にも完璧に対応します。

デュシタニ バンコク 特徴と魅力(まとめ)

新生デュシタニ バンコクを選ぶべき理由を、改めて整理します。

  • 全室「ルンピニ公園ビュー」 全客室から公園の緑とバンコクのスカイラインを一望できる、唯一無二の眺望。
  • 50㎡以上の広い客室 スタンダードでも50㎡を確保した、ゆとりある空間設計。
  • 伝統と現代性の融合デザイン 旧ホテルの象徴(黄金の尖塔、チーク材)と、アンドレ・フー氏による現代的で洗練されたデザインが融合した、上質な空間。
  • 多彩なダイニング施設 香港のミシュラン三つ星シェフ監修レストランをはじめ、バンコクのダイニングシーンをリードする、ハイクラスな食体験。
  • 駅直結という最高の利便性 BTSサラデーン駅・MRTシーロム駅に専用通路で直結。雨にも濡れず、市内のどこへでもスムーズに移動可能。

複合施設「デュシット・セントラル・パーク」 ホテル、オフィス、レジデンス、商業施設が一体となった利便性。ショッピングや食事にも困りません。

宿泊料金の目安

新生デュシタニ バンコクの宿泊料金は、そのクオリティに見合った価格設定となっています。

客室タイプ価格帯(目安)
デラックスルーム12,000〜18,000バーツ
エグゼクティブルーム20,000〜30,000バーツ
デュプレックススイート40,000〜60,000バーツ

※上記はあくまで目安です。ハイシーズン(11月〜2月の乾季)や週末、イベント開催時などは価格が上昇する傾向にあります。

※日本円での価格は為替レートによって変動します。例えば1バーツ=4.2円(2025年10月現在のレートと仮定)の場合、デラックスルームは約50,400円〜75,600円となります。最新の為替情報(JPY-THB)にご注意ください

レストランとダイニング

デュシタニバンコクは、バンコクのガストロノミー(美食)シーンにおいても、常に中心的な役割を担ってきました。新生ホテルでは、その伝統がさらに進化しています。

The Pavilion (オールデイダイニング)

緑豊かな庭園(ルーフ・パーク)を望む、開放的なオールデイダイニング。オープンキッチンから提供される、タイ料理、中華料理、そして世界各国のインターナショナル料理をビュッフェやアラカルトで楽しめます。特に朝食ビュッフェの種類の豊富さと質の高さは、宿泊者の楽しみの一つとなるでしょう。

  • 電話: +66 2 200 9000
  • 営業時間:ランチ: 12:00 – 14:30 ディナー: 17:00 – 22:30

日曜ブランチ: 12:00 – 15:30(毎週日曜日)

Cannubi (カンヌビ) (イタリア料理)

新ホテルのダイニングで最も注目を集めるのが、この「カンヌビ」です。監修するのは、香港でアジア初となるミシュラン三つ星を獲得したイタリアン「8½ Otto e Mezzo Bombana」のオーナーシェフ、ウンベルト・ボンバーナ(Umberto Bombana)氏。


イタリア・ピエモンテ州の最高級バローロを生み出すブドウ畑「カンヌビ」から名付けられたこのレストランでは、最高級の食材を使用し、伝統的なイタリア料理に洗練された感性を加えた、まさに芸術品のような料理が提供されます。ワインペアリングも充実しており、記念日など特別な日のディナーにふさわしい、エレガントな空間です。

  • 電話: +66 2 200 9000
  • 営業時間:ランチ: 12:00 – 14:30(水曜~日曜)ディナー: 18:00 – 22:00(水曜~日曜)

ルーフトップバー(近日オープン予定)

黄金の尖塔の隣、バンコクの夜景を360度一望できる壮大なルーフトップバーがオープン予定です。街の灯りを眼下に、洗練された空間でシグネチャーカクテルや上質な音楽を楽しめます。バンコクで最もアイコニックな新名所となることは間違いありません。

デュシタニ バンコク 基本情報とアクセス

  • 住所: 98 Rama IV Rd, Silom, Bangrak, Bangkok 10500, Thailand
  • アクセス:
    • スワンナプーム国際空港 (BKK) から:
      • タクシーまたは配車アプリ(Grab)で約40〜60分(高速道路利用)。
      • エアポート・レール・リンクでパヤタイ駅まで行き、BTSスカイトレインに乗り換え、サラデーン駅(Sala Daeng)下車。
    • 鉄道:
      • BTS (スカイトレイン) サラデーン駅: 専用通路で直結。
      • MRT (地下鉄) シーロム駅: 専用通路で直結。
        まさに「駅直結 サラデーン」の利便性です。シーロム・コンプレックス(ショッピングモール)や、タニヤ通り、パッポンナイトマーケットへも徒歩数分です。
  • その他: WiFi (無料)、駐車場 (無料)、24時間ルームサービス、フルサービス スパ、コンシェルジュサービス、ランドリーサービス。
  • 公式ウェブサイト: https://www.dusit.com/dusitthani-bangkok/ja/

〜まとめ デュシタニ バンコクの新たな歴史を体感する滞在〜

半世紀にわたり、バンコクのシンボルとして人々の心に深く刻まれてきたデュシタニバンコク。その伝説は、過去の美しい物語として終わるのではなく、2024年の壮大なリニューアルオープンを経て、未来へと続く新章の始まりを迎えました。

伝統の心温まるおもてなし(ソフト面)はそのままに、ハード面は「デュシット・セントラル・パーク」という未来都市の中核として、世界最高水準へと進化を遂げました。

全室から「ルンピニ公園ビュー」を望む50㎡以上のゆとりある客室、ミシュランシェフが手掛ける美食体験、そして「駅直結 サラデーン」という比類なき立地。

新生デュシタニ バンコクDusit Thani Bangkok)での滞在は、単に快適なだけでなく、バンコクという街の輝かしい過去、躍動する現在、そして希望に満ちた未来を体感する、忘れられない時間となるはずです。

次のバンコク旅行では、伝説が帰還したこの特別な場所で、あなた自身の新たな物語を刻んでみてはいかがでしょうか。