タイの美しい自然を満喫するなら、訪れるべき公園が数多くあります。エメラルドグリーンの滝、広大な森林、豊かな野生生物、そして息をのむような景観が待っています。
タイ国内には自然保護区として整備された公園が点在し、トレッキングやバードウォッチングなどのアクティビティが楽しめます。ここでは、タイで最も魅力的な自然公園をいくつか紹介します。自然愛好家や冒険心をくすぐられる旅行者にとって、これらの公園は夢の舞台となることでしょう。
タイの国立公園でおすすめは?
タイの豊かな自然を堪能する旅を計画中の方に、以下の国立公園をご紹介します。これらの公園は、美しい景観と多様な生態系で知られ、自然愛好家や冒険心を持つ旅行者にとって魅力的なスポットです。
カオヤイ国立公園(Khao Yai National Park)

1962年にタイ初の国立公園として設立されたカオヤイ国立公園は、ナコーンラーチャシーマー県、プラチンブリー県、サラブリー県、ナコーナーヨック県にまたがる広大な面積を誇ります。園内には森林、滝、川、渓谷など多様な自然環境が広がり、野生動物の観察やトレッキング、バードウォッチングなどのアクティビティが楽しめます。特に、映画『ザ・ビーチ』の滝に飛び込むシーンは、園内のヘウスワット滝で撮影されました。
- 住所:Hin Tang, Mueang Nakhon Nayok, Nakhon Nayok 26000
- アクセス:
- バンコクから:モーチット(21番、20分おきに出発)からパークチョン行きバスに乗り、パークチョンで下車。パークチョン・マーケットで国立公園行きの水色のソンテウ(6:00~17:00運行)に乗り、カオヤイ国立公園入口で下車(約1時間)。
- ナコーンラーチャシーマーから:21番バスに乗り、パークチョンで下車。パークチョン マーケットからは上記と同じルート。
- 営業時間:06:00~18:00
エラワン国立公園(Erawan National Park)

カンチャナブリー県に位置するエラワン国立公園は、7段にわたる美しいエラワンの滝で有名です。エメラルドグリーンの水が特徴的で、各段の滝壺で泳ぐことも可能です。滝の周辺にはトレッキングコースやピクニックエリアも整備されており、自然の中でリラックスした時間を過ごせます。
- 住所:Tambon Tha Kradan, Amphoe Si Sawat, Kanchanaburi 71250
- アクセス:
- バンコクから:南バスターミナル(サーイ・ターイ・マイ)からカンチャナブリー行きのバスに乗車(約2~3時間)。カンチャナブリーのバスターミナルでエラワン行きのローカルバスに乗り換え(約1.5時間)。
- 営業時間:08:00~16:30
カオ サムローイ ヨート国立公園(Khao Sam Roi Yot National Park)

プラチュワップキーリーカン県にあるカオ サムローイ ヨート国立公園は、石灰岩の山々と広大な湿地帯が特徴です。特に有名なのがプラヤー ナコーン洞窟で、洞窟内にあるクーハ カラハット宮殿は神秘的な雰囲気を醸し出しています。また、マングローブ林や多様な野鳥の生息地としても知られ、バードウォッチングやボートツアーが人気のアクティビティです。
- 住所:Moo 2, Ban Khao Deang, Khao Deang Sub District, Amphoe Kui Buri, Prachuap Khiri Khan 77150
- アクセス:
- ホアヒンから:約50km、車で約1時間半。ソンテウのチャーターで1,500バーツ~
- チャアムから:約80km、車で約2時間。ソンテウのチャーターで1,800バーツ~
- 営業時間:08:00~16:30
ドイ インタノン国立公園(Doi Inthanon National Park)

チェンマイ県に位置するドイ インタノン国立公園は、タイで最も高い山であるドイ インタノン山(標高2,565メートル)を中心とした公園です。園内には豊かな森林、滝、そして多様な植物や鳥類が生息しており、トレッキングやキャンプが楽しめます。特に、山頂付近の雲海や美しい日の出は、多くの観光客を魅了しています。
- 住所:Ban Luang, Chom Thong District, Chiang Mai 50160
- アクセス:
- チェンマイ市内から:約90km、車で約1.5~2時間。チェンマイ市内からツアーに参加するか、レンタカーやタクシーを利用。
- 営業時間:05:30~18:30
まとめ
これらの国立公園は、タイの豊かな自然と多様な生態系を体感できるスポットとしておすすめです。訪問を計画する際は、各公園の最新情報や季節的な閉鎖期間を確認し、自然環境の保護に配慮した行動を心がけてください。また、入場者数の制限や事前登録が必要な場合もあるため、公式ウェブサイトや関連機関から最新の情報を入手することをおすすめします。
