タイは、豊かな文化や美しい景観、そして美味しい食べ物がたくさんある国です。
日本からも多くの観光客が訪れる人気の場所な国として定着しています。
しかしタイと日本では文化や習慣が異なるため、日本では許容されることでもタイでは禁止されている場合があり、旅行中トラブルに遭うケースも少なくはありません。
今回は楽しい海外旅行を残念なものにしないためにも覚えておきたい
以下にタイで気を付けるべきポイントをいくつか紹介します。
神聖な場所での行動
タイには多くの仏教寺院や神聖な場所があります。これらの場所では、静かにしていること、適切な服装を着用していること、そして靴を脱いでいることが求められます。また、仏像に背を向けたり、頭を触ったり、手を合わせないようにしましょう。
ごみのポイ捨て
タイはごみ箱が少なく、路上にゴミが捨てられることがあります。しかし、このような行為は罰金の対象になるため、ゴミは必ず指定の場所に捨てるようにしましょう。
トゥクトゥクやタクシーでの交渉
タイの交通手段として有名なトゥクトゥクやタクシーは、運賃の交渉が必要です。しかし、交渉が成立した後に運転手が別の場所に連れて行かれたり、高額な運賃を要求されることもあるため、注意が必要です。
素足での歩行
タイでは、屋内に入る際に靴を脱ぐことが一般的です。そのため、屋内に入る場合は素足で歩くことがありますが、熱帯気候のため地面が熱く、ケガをする可能性があるため、注意が必要です。
靴を脱ぐ
タイの家や寺院に入る際は、靴を脱がなければなりません。また、屋内での靴の着用は失礼にあたる場合があります。
手を合わせる
挨拶や感謝の気持ちを表す際に、手を合わせて「ワイ」というしぐさをします。相手よりも上位の人に対しては手の位置を高くするなど、細かなマナーがあります。
タイ王室への敬意
タイ国王や王室に対しては敬意を表することが求められます。タイの通貨には国王の肖像が描かれており、この紙幣やコインを踏んだり、破ったりすることは不適切です。
頭を触らない
タイ人にとって頭は神聖な部位であり、他人の頭を触ることは失礼にあたります。また、足は不浄な部位とされ、相手の方向に足を向けたり、足で物を指したりすることも避けるべきです。
食事のマナー
タイ料理はシェアして食べることが一般的です。箸を使う場合は、食べ終わった箸をお皿に置くのではなく、両端をテーブルの上に乗せるようにしましょう。また、タイ料理の辛さには注意が必要で、一度に多くの辛い料理を食べると胃腸に負担がかかります。
女性の衣服
タイは仏教国であり、女性は肌を露出しない服装が望ましいとされています。寺院などを訪れる場合には、袖の長いトップスやスカート・パンツの丈が長めのものを着用するようにしましょう。
以上が、タイにおける一般的な注意事項とマナーです。
地域や状況によっては異なる場合がありますので、現地の人の行動に合わせるように心がけましょう。