日本人がタイ旅行に行く際、スマートフォンは一般的に使えます。タイは国際ローミングが可能なキャリアによって、通話やデータ通信が利用できる場合があります。事前に自分の携帯電話会社に確認し、国際ローミングのオプションや料金について確認することをおすすめします。
また、Wi-Fiを利用することも可能です。多くのホテル、カフェ、レストラン、ショッピングモールなど公共の場所で無料のWi-Fiが提供されています。ただし、安全な接続を確保するためには、パスワード保護されたWi-Fiネットワークを使用するか、公共のWi-Fiを利用する際には個人情報や重要なデータの送信を控えることが重要です。
必要なもの
- モバイルデータ通信プラン
SIMカードを購入した後、データ通信を利用するためにはモバイルデータ通信プランを選択する必要があります。プランの種類によってデータ量や利用期間、料金が異なるので、自分の使用目的に合わせて選びましょう。
- 電源アダプター
タイでは電圧やコンセントの形状が日本と異なるため、スマートフォンの充電や電源供給に使用する電源アダプターが必要です。タイの電圧は220Vで、プラグは2ピン式(タイプAまたはタイプC)です。
- SIMカード
タイで通話やデータ通信を行うためには、タイの現地のSIMカードを購入する必要があります。空港や現地の携帯電話店で手続きを行うことができます。注意点として、自分のスマートフォンがSIMロックされている場合は、事前にSIMロック解除の手続きを済ませておく必要があります。
SIMカード
- 購入場所
タイの主要な国際空港(スワンナプーム国際空港やドンムアン空港)には、SIMカードを購入できるカウンターやショップがあります。また、バンコクや主要都市のショッピングモールや携帯電話店でも手に入れることができます。
- キャリア選択
タイには複数の携帯電話キャリアが存在します。代表的なキャリアにはAIS、DTAC、TrueMove Hがあります。それぞれのキャリアはプランやカバレッジなどで異なる特徴を持っています。利用する予定の地域や通信速度、通話料金などを考慮して、自分に合ったキャリアを選ぶことが重要です。
- プリペイドSIM
多くの場合、タイで利用するSIMカードはプリペイド(前払い式)の形式です。これは事前にクレジットをチャージして使用する方式で、必要な分だけ料金を支払います。充実したデータ通信や通話プランが用意されているため、自分のニーズに応じたプランを選ぶことができます。
- 登録手続き
SIMカードを購入する際、パスポートなどの身分証明書を提示する必要があります。登録手続きは簡単で、ショップのスタッフが案内してくれます。必要な情報を提供し、SIMカードをアクティベート(有効化)させることで利用できるようになります。
- データプラン
SIMカードにはデータ通信プランが含まれています。プランにはデータ容量や有効期限が設定されており、自分の通信ニーズに合わせて選ぶことができます。通常、一定のデータ容量を超えると通信速度が制限される「スロットル」が発生する場合がありますので、注意が必要です。